最近のいちばんのお気に入りの本です(^^)
"crab"は普通にはカニのことを指すんだけど、表現として「不機嫌」とか「いじわる」と言った意味もあって、その両方の意味を使って不機嫌なカニさんのお話。
小さい子供たちって機嫌の移り変わりが早いですよね(^^;) さっきまでニコニコしてたかと思うと突然うわーっと泣き出したり。そんなそれぞれの気分が海の生き物に例えて描かれます。
くらげみたいにふざけたい日、クマノミみたいにコミカルな日もあるけど、カニさんみたいに不機嫌になったり、サメみたいに意地悪な気分の日もある。
私が好きなのはそういうネガティブな日があってもいいんだよ、というメッセージ。そういう日はママがいっぱいチューするカエルさんになってあげる、8本の手でいっぱい抱っこできるようにタコさんになってあげる。そういうのも嫌な時は
ヤドカリみたいに殻に閉じこもってもいいんだよ。気分が直るまでそばにいるね。
機嫌が悪いからと無理やり明るくさせようとするのではなくて、そういう時もあるよね、と認識して吐口を探す、あるいは時間に解決させるというメッセージが素敵な本だなと思いました。ジュニアにもライフスキルとして覚えててもらいたいな。(というか読んでるママも少し気分が楽になったりw)
今もちょっと不機嫌な時にこの本に出てくるカエル、タコ、頬を膨らませたふぐの真似をするとケタケタッと笑ってくれて実生活でもお役立ち(^^)v
ちなみにこの作者さん、以前住んでいた場所のご出身だとかでなんとなく親近感もわいちゃいました(笑)
You're a Crab: A Moody Day Book by Jenny Whitehead
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