Dec 12, 2016

【英語の絵本】Here Comes Santa Cat


クリスマスにぴったりの絵本を読みました 。サンタクロースならぬ"Santa Cat"というタイトルとちょっといたずらっ子っぽい猫の挿絵に惹かれて図書館で借りてきたんだけど、お話もとってもおもしろくてママも息子もお気に入りになった一冊です。

お話はまずサンタの洋服を着た主人公の猫に作者(読者?)が、ねこさん、なんでサンタの格好をしているの?と語りかけるところから始まります。読んでいくとどうやらこの猫くん今年はあまりいい子にしていなかったみたいで、サンタさんからのプレゼントがもらえないのではと心配になったので、それならプレゼントを待つのではなくいっそのこと自分がサンタになって自分にプレゼントを贈ろう!と思いついたらしいのです。

でもサンタになるとあれもこれもしなくちゃいけないよ。との作者/読者のアドバイスでいろいろやってみるもののどうもうまくいかない。

ていうか、サンタになるのでなくて、今からでも何か良い行ないをしてちゃんとプレゼントもらったら?とのアドバイスにもいろいろ試してみるけれど、こちらも空回りして失敗ばかり。果たして猫くん今年は無事にプレゼントをもらうことができるのか?

という内容です。

この猫くんの空回りしてる様子がとってもコミカルで子供にも大人にも大ウケ。個人的には、良い行ないをするのに遅すぎることはない!とのメッセージや(現金な理由ながらも)一生懸命がんばる猫くんの姿がとても良い本だなと思いました。

シリーズにイースター向けのHere Comes Easter Catを始め、バレンタイン、tooth fairyというのもあるようなのでこちらもそのイベントのの時期に読んでみたいと思います。特にイースターといったらうさぎだけどこの猫くんいったい何をやらかしてくれるのか楽しみ。
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Nov 10, 2016

【英語(とスペイン語)の絵本】The Moon Is La Luna

普段は私が家と日本語学校では日本語、その他の場所では英語というかたちでバイリンガル生活を心がけているのですが、親の勝手な野t望は日英だけでなくマルチリンガルになってもらうこと。少なくとも小さいうちから世界にはたくさんの言語や文化があってそれぞれがユニークで素敵なものであるということは教えたかったので赤ちゃんのときからDVDなんかでスペイン語、フランス語、中国語などいろんな言語の音を聞かせていました。その流れでDora the Explorerというスペイン語になじんでもらうのが目的の子供向けのアニメを見せたらこれが大ウケ!DoraとそのいとこのDiegoが主人公のGo Diego Goと合わせて毎日のように見ています。自分と同じように2か国語を使い分けてる子供に共感できるんでしょうかね?

もちろんこれだけでスペイン語が話せるようになるとは思わないけど、スペイン語への関心は高まったみたいで、単語やあいさつなんかは結構覚えたし、なにかにつけて「これはスペイン語でなんて言うの?」と知りたがります。(私もスペイン語はほとんど知らないのでグーグル様に聞く(笑) 大学の第二言語スペイン語にしとけば良かった〜)

せっかく興味を持ってくれてるんだからと、自分もスペイン語の勉強を始めたのと、少しレベルアップして英語とスペイン語のバイリンガルの本でも読んでみようかと探していてみつけたのがこの本、The Moon Is La Lunaです。

英語とスペイン語がミックスされた押韻詩の書かれたこの本、両言語で似た音の単語を使ってジョークにしたみたいな詩がいっぱいです。例えばスペイン語のuna florは花だけど、英語のthe floorは床だから、花の匂い(がきつくて)気絶したら倒れた床も同じような匂いだよ、とか。

正直、私には何が可笑しいのかよく分からない詩もいくつかあるんだけど、なかなか面白いものもあって、ジュニアに大ウケだったのが、Pies(英語だとパイと読める)はスペイン語で足のことだよ!(文章の下に足とパイの絵がかいてある)。後、papá(2つ目のパにアクセント)はパパだけど、papa(1つ目にアクセント)はじゃがいものことだから、言い方間違えるとじゃがいもに寝かしつけしてもらうことになっちゃうよ!とか ("so watch how you say it, unless you would like a potato to tuck you in bed".)

もちろん、Doraの番組と同じで、これだけでは大してスペイン語の勉強にはならないし、アマゾンのレビューを見ていたら、ネイティブのスペイン語話者にとっては発音違うよ!的なところも多々あるみたいだけど、楽しみながら違う言語に触れるという意味ではとてもいい本だなと思いました。日英バージョンでこういう本があったらいいのになぁ。似た言語同士じゃないから難しいか...

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Oct 11, 2016

【英語の絵本】Apple Pie ABC

秋のりんごのシーズンにちなんでりんごをテーマにしたストーリータイムがあったんだけど、その時に紹介されていたApple Pie ABCという本がおもしろそうだったので借りてきました。

ABCがテーマの本はいろいろと読んだけど、この本のユニークなところはアルファベットが単語ではなくてフレーズで紹介されているところ。多くのABCの本は例えばA, Apple, B, Bananaとか単語べースだと思うけど、この本は

A Apple Pie

から始まって

B Bake It (アップルパイを焼く)

C Cool It (焼いたアップルパイをさます)

とお話しが始まります。お話の内容は女の子が焼いたアップルパイを女の子の犬が欲しがってどうにかして食べるぞ!と試行錯誤するというもの。

J Jump Up For It (アップルパイに向かってジャンプ!)

N Not Giving Up (あきらめない)

とがんばる犬くん。アップルパイ食べれるかな?
イラストもかわいいし、アルファベットを使ってお話しが読める楽しい絵本でした
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Jan 21, 2016

【英語の絵本】You're a Crab!

最近のいちばんのお気に入りの本です(^^)
"crab"は普通にはカニのことを指すんだけど、表現として「不機嫌」とか「いじわる」と言った意味もあって、その両方の意味を使って不機嫌なカニさんのお話。
小さい子供たちって機嫌の移り変わりが早いですよね(^^;) さっきまでニコニコしてたかと思うと突然うわーっと泣き出したり。そんなそれぞれの気分が海の生き物に例えて描かれます。
くらげみたいにふざけたい日、クマノミみたいにコミカルな日もあるけど、カニさんみたいに不機嫌になったり、サメみたいに意地悪な気分の日もある。

私が好きなのはそういうネガティブな日があってもいいんだよ、というメッセージ。そういう日はママがいっぱいチューするカエルさんになってあげる、8本の手でいっぱい抱っこできるようにタコさんになってあげる。そういうのも嫌な時は
ヤドカリみたいに殻に閉じこもってもいいんだよ。気分が直るまでそばにいるね。

機嫌が悪いからと無理やり明るくさせようとするのではなくて、そういう時もあるよね、と認識して吐口を探す、あるいは時間に解決させるというメッセージが素敵な本だなと思いました。ジュニアにもライフスキルとして覚えててもらいたいな。(というか読んでるママも少し気分が楽になったりw)
今もちょっと不機嫌な時にこの本に出てくるカエル、タコ、頬を膨らませたふぐの真似をするとケタケタッと笑ってくれて実生活でもお役立ち(^^)v

ちなみにこの作者さん、以前住んでいた場所のご出身だとかでなんとなく親近感もわいちゃいました(笑)


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Jan 14, 2016

【英語の絵本】Snowmen at Night

先週末、今シーズンの初雪となりました。去年までは雪といっても楽しみ方とかよくわからなかったようだけど、3歳の今年は見るからに大はしゃぎ。降ってくる雪を触ったり、ボールを作って投げたり、もちろんダディに手伝ってもらって雪だるまも作りました。

我が家の雪だるまは残念ながらすぐに崩れてしまったんだけど、せっかくがんばって作った雪だるまが崩れてしまうとがっかりですよね。

このSnowmen at Nightというお話は翌朝へなちゃこになった雪だるまを見て、いったい僕の作った雪だるまは夜の間何してたんだろう?という男の子の素朴な疑問から始まります。
なるほど!雪だるまたちはみんなで集まってかけっこしたり、アイススケートに、野球、雪合戦、そしてそりすべりと大忙し!これでは疲れて翌朝ふにゃっとなってしまうのもうなずけます(笑)
形が崩れてしまった雪だるまを見て悲しむのではなくて、きっと楽しい晩を過ごしていたに違いないとポジティブな想像力がかきたてられる素敵なお話だと思います。

このお話は雪だるまのお話というと必ずと言っていいほど紹介されるし、先日も地元の図書館のストーリータイムの時にも読まれたので、雪だるまの本といえば...という有名なお話みたいです。

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Jan 7, 2016

【英語の絵本】Hansel and Diesel

前回の「3匹の子熊」をアレンジしたお話し"Goldy Luck and the Three Pandas"に続いて、今日も童話をアレンジしたお話しです。
トラックの兄弟ヘンゼルと、グレーテルではなくて、ディーゼルが主人公です。この本を図書館で見たとき、トラックじゃないけど機関車トーマスに出てくるディーゼル機関車が好きなのでこの本にも興味を示すかなと思って借りてみました。お話自体は気に入ってくれて良かったんだけど、機関車トーマスには「ヘンゼル」は出てこないので、違う名前に置きかえて読まさせられてます...(^^;
さて、お話の方ですが、「ヘンゼルとグレーテル」の童話と同じく、ヘンゼルとディーゼルは燃料を探しに廃品置き場をさまよいます。帰り道がわかるようにとヘンゼルはボルトを道に落としていきます。そして見つけたのは。
華やかなガソリンスタンド!!(笑)

と喜びのつかの間、いじわるな魔女(witch)、ではなく、ウインチに出会います。シュレッダーにかけられて壊されてしまいそうになるところを探しに来てくれた両親に助けられ、この燃料たっぷりのガソリンスタンドで家族みんなで住むことができめでたしめでたし、というお話です。

この作者はこの"Hansel and Diesel"の他にも"The Ugly Truckling"(醜いアヒルの子)、"The Three Little Rigs"(3匹のこぶた)などトラックを主人公に童話をアレンジして書いているみたいなので、機会があったら読んでみたいと思います。



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Dec 31, 2015

【英語の絵本】Goldy Luck and the Three Pandas

もうすぐ新しい年ですねー。今回は新年にちなんでChinese New Yearをベースにしたお話Goldy Luck and the Three Pandasのご紹介です。

Goldy Luckという女の子がお母さんに頼まれてご近所さんに新年のお祝いにturnip cakesを届けに行きます。本の最後の注意書きとレシピを見るとここでturnip cakesと書かれているのはどうやら大根餅のことみたいです。でもGoldyはとても眠いしお腹がすいているしなのでしぶしぶ行ってみると、ご近所さんはお留守の様子。でもドアに鍵はかかってないので中で待つことにしました。そしてボウルに入ったおいしそうなおかゆを3つ見つけます。あまりにお腹がすいているので一口だけなら、と食べてみることにしました。
陶器のボウルのおかゆは水っぽすぎる。木のボウルのおかゆはだまになってておいしくない。最後に試したプラスチックのボウルのはちょうどいい加減で気が付くと全部食べてしまっていました。

このお話聞き覚えがありませんか?
そう。「3匹の子熊」をアレンジしたお話しなんです。タイトルも英語のオリジナルは"Goldilocks and the three bears"なところをうまくアレンジ。中国だから熊じゃなくてパンダなんですねw
オリジナルでは熊に見つかって逃げ出してしまった女の子だけど、Goldyは後で反省して自分の家からおかゆをもってパンダのおうちに謝りに行きます。パンダの男の子ともすっかり仲良くなって幸先の良いお正月になりました、とハッピーエンディングです(^^)

このお話はジュニアも大好きで、毎日のように読んでいてセリフもほとんど覚えてしまいました!YouTubeでお話も聞けるのでチェックしてみてください♪



2015年はどんな年でしたか?
私はミスターの転職に、引っ越し、久しぶりの日本、ジュニアの七五三などなど盛りだくさんの年になりました。来年は少し落ち着いてブログ更新ももっと頻繁にできればいいなと思います。
みなさまも素敵な2016年を!


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