クリスマスにぴったりの絵本を読みました 。サンタクロースならぬ"Santa Cat"というタイトルとちょっといたずらっ子っぽい猫の挿絵に惹かれて図書館で借りてきたんだけど、お話もとってもおもしろくてママも息子もお気に入りになった一冊です。
お話はまずサンタの洋服を着た主人公の猫に作者(読者?)が、ねこさん、なんでサンタの格好をしているの?と語りかけるところから始まります。読んでいくとどうやらこの猫くん今年はあまりいい子にしていなかったみたいで、サンタさんからのプレゼントがもらえないのではと心配になったので、それならプレゼントを待つのではなくいっそのこと自分がサンタになって自分にプレゼントを贈ろう!と思いついたらしいのです。
でもサンタになるとあれもこれもしなくちゃいけないよ。との作者/読者のアドバイスでいろいろやってみるもののどうもうまくいかない。
ていうか、サンタになるのでなくて、今からでも何か良い行ないをしてちゃんとプレゼントもらったら?とのアドバイスにもいろいろ試してみるけれど、こちらも空回りして失敗ばかり。果たして猫くん今年は無事にプレゼントをもらうことができるのか?
という内容です。
この猫くんの空回りしてる様子がとってもコミカルで子供にも大人にも大ウケ。個人的には、良い行ないをするのに遅すぎることはない!とのメッセージや(現金な理由ながらも)一生懸命がんばる猫くんの姿がとても良い本だなと思いました。
シリーズにイースター向けのHere Comes Easter Catを始め、バレンタイン、tooth fairyというのもあるようなのでこちらもそのイベントのの時期に読んでみたいと思います。特にイースターといったらうさぎだけどこの猫くんいったい何をやらかしてくれるのか楽しみ。
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